小野引退に韓国メディア注目 新たなタレント輩出の可能性に言及「韓国と日本の対決をもっと頻繁に見ることができれば…」

現役ラストマッチを終えた小野伸二【写真:(C) mm】
現役ラストマッチを終えた小野伸二【写真:(C) mm】

ソン・フンミン対三笘、イ・ガンイン対久保が現在の海外組の構

 北海道コンサドーレ札幌のMF小野伸二は、12月3日に行われたJ1リーグ最終節の浦和レッズ戦を最後に現役生活を引退した。韓国メディアも「中田英寿、中村俊輔らとともに“天才MF”と呼ばれ、『黄金世代』を率いる才能に選ばれた選手だ」とスポットライトを当てている。

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 小野はプロキャリアをスタートさせた古巣・浦和との一戦でスタメン出場。キャプテンマークを巻き、浮き球をワンタッチで味方につなぐなど小野らしい技術を垣間見せ、前半22分までプレーした。交代時には両チーム選手やスタッフ、サポーターから万雷の拍手が送られるなかで、ピッチをあとにした。

 浦和が2-0で勝利した試合後、引退セレモニーがスタジアムで実施され、小野は26年間の現役生活で関わった人々に対する感謝のスピーチを披露。セレモニー後には小野自身がスタジアムを周回したなかで、浦和サポーターが陣取ったスタンドの一角に到着した際の光景が反響を呼んだ。

 韓国放送局「KBS」は「小野伸二は1990年代後半、日本サッカーに彗星のように登場した。18歳272日で1998年のフランスW杯グループリーグ第3戦のジャマイカ戦に出場し、日本代表最年少出場記録を作り、いまだ破られていない。中田英寿、中村俊輔らとともに“天才MF”と呼ばれ、『黄金世代』を率いる才能に選ばれた選手だ」と小野にフォーカス。「バラ色のキャリアを歩くように見えたが、それ以降のサッカー人生は順調ではなかった。フェイエノールトでプレーした2004年末に足首を負傷し、怪我に苦しむ。2006年のドイツW杯以降はなかなか日本代表に選ばれず、国際Aマッチの成績は56試合6ゴールにとどまった」と、そのサッカーキャリアについて触れた。

 また、記事では現在しのぎを削る日本と韓国のライバル関係を引き合いに、小野や中田氏のようなタレントが出てくる可能性を予測している。

「2010年代の東アジアカップ(現E-1選手権)とパウロ・ベント監督時代、親善試合として行われた韓日戦があったが、ソン・フンミンなど両チームの中核である海外組はいなかった。事実上、フルメンバーで対戦したのは2011年のアジアカップ準決勝と札幌遠征が最後だ。しばらくファンの記憶から遠ざかっていた韓日戦が、来年1月のアジアカップで再現されるかどうかが大きな関心事だ。昨年のカタールW杯でベスト16入りした韓国と日本の決勝戦が実現する姿を両国のサッカーファンは夢見ている。

 韓国はソン・フンミンとイ・ガンイン、キム・ミンジェなど歴代最高の戦力と評価され、日本は強豪ドイツに4-1で大勝するなど、国際Aマッチ8連勝でFIFAランキング17位まで躍り出た。ソン・フンミンと三笘薫、イ・ガンインと久保建英の対決が繰り広げられるなら、アジアだけでなく全世界のサッカーファンも高い関心を示すだろう。世界的な強豪に成長した韓国と日本の対決をもっと頻繁に見ることができれば、過去の小野や中田のように私たちにも馴染みのある顔が登場するだろう」

 両国とも、世界から注目をされるタレントの輩出が望まれる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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