「AFCが酷すぎる」 五輪予選で“死の組”→パリ行き絶望視…中国メディア恨み節「本当に腹立たしい」

中国メディアがU-23アジアカップの組み分けに恨み節【写真:Getty Images】
中国メディアがU-23アジアカップの組み分けに恨み節【写真:Getty Images】

日本、韓国、UAEが同居、早くも五輪行きを絶望視

 アジアサッカー連盟(AFC)は11月23日、来春にカタールで開催されるパリ五輪予選も兼ねたU-23アジアカップの抽選会を実施。グループBは日本、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)、中国が同居する死の組に。中国メディアは「AFCが酷すぎる」と、グループリーグの組分けを恨み節で伝えている。

 来年のパリ五輪出場権を懸けたU-23アジアカップは、16チームが4チームずつ4組に分かれ、グループリーグは総当たり戦。各グループ上位2位までが決勝トーナメントに駒を進め、大会上位3チームに入ればパリ五輪の出場権を獲得し、4位はアフリカ地域代表チームとの大陸間プレーオフへ進出する。

 組分けの結果、グループBにはFIFAランキングでアジア最高位の日本(18位)、同3位の韓国(24位)、同8位のUAE(69)が同居。FIFAランク79位の中国はアジアで11位と唯一の“トップ10圏外”となったことで、母国メディア上ではすでに諦めムードが漂っている。

 グループBの中では、劣勢が予想されるとあって中国メディア「SOHU」は「AFCが酷すぎる、中国男子サッカーチームが死のスーパーグループに入る」との見出しで「パリ五輪に出場する可能性はすでに非常に低い」と報道。まさかの“死に組”入りを受けて、やり場のない気持ちはAFC(アジアサッカー連盟)にも向けられた。

 同メディアは、その理由として五輪予選の組分けとともに、A代表の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・韓国戦(0-3)における主審のジャッジにも言及。先制点を許した場面での際どいPK判定にも因縁をつけ「公平性と正義の原則が保証されないのは本当に腹立たしい」と、怒りを露わにして伝えられた。

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