清武所属のセビージャとレアルが激突する好カード スペイン国王杯、ラウンド16の組み合わせが決定

ラウンド16の第1戦は17年1月4日、第2戦は1月11日に行われる

 スペインの国内カップ戦であるスペイン国王杯は、ラウンド16の組み合わせ抽選会を行なった。アスレティック・ビルバオ対バルセロナ、そしてレアル・マドリード対セビージャとリーガ屈指の強豪の対決が年始に早くも実現することになった。

 試合は第1戦が2017年1月4日、第2戦が1月11日に行われる。クリスマス休暇中の各クラブにとっては年始最初の公式戦となるが、いきなりの好カードが実現する。特に注目が集まるのは12月にFIFAクラブワールドカップを制したレアルと、日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャの一戦となる。

 両クラブ公式サイトでも、このカードに決まったことに注目しており、レアルの公式サイトでは「レアルはコパデルレイでセビージャと直面することに」とのタイトルで報じた。かつてのレジェンドであり、クラブの役員を務めるエミリオ・ブトラゲーニョ氏は「(UEFAスーパー杯、リーガに続く)今季3度目のセビージャ戦を戦うのは、2017年の初めにとてもタフな試合になる」と警戒している。

 今季セビージャに加入した清武はMFナスリ加入を受けて、公式戦の出番が限られている。現状では国王杯での出場がメインとなっているなか、レアルとの再戦でホルヘ・サンパオリ監督からチャンスを与えられるだろうか。

 

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