U-17W杯で躍動、FW高岡伶颯の実力にファン熱視線

　U-17日本代表は11月17日、インドネシア開催のU-17ワールドカップ（W杯）でグループステージ最終戦のセネガル戦に臨み、2-0で勝利。グループ3位でベスト16入りを決めたなか、途中出場から3戦連続ゴールとなる2得点で勝利の立役者となったFW高岡伶颯（日章学園高校）の実力に驚きの声が広がっている。

　高岡は今大会のグループ初戦のポーランド戦で途中出場すると後半32分、ゴール正面から左足を強振するゴラッソ弾で1-0の勝利に貢献。続くアルゼンチン戦でも1-3と敗れたなかで1得点していたなか、セネガル戦でも後半10分からピッチに立つとその得点力を発揮した。

　まずはスコアレスで迎えた後半17分、右サイドをオーバーラップしたDF柴田翔太郎のクロスに高岡がヘディングで反応。ゴール左へシュートを突き刺し待望の先制ゴールをもたらすと、同27分には相手のバックパスを受けたGKにプレッシャーをかけたなかでボールを奪い取り追加点を決めた。

　高岡はグループ3戦連発で今大会4ゴール目に。世界大会で強烈なインパクトを残すパフォーマンスに国内ファンからは驚きの声が続々と上がり、SNS上では「この子何者？」「すごいなマジで」「世界に広まる」「これは海外オファー来る」などといった反応が寄せられた。

　身長165センチと小柄で、抜群のスピードと得点力を兼ね備える高岡は、高校2年生ながらも宮崎県の強豪・日章学園高のエースに君臨。同校は今冬の高校選手権への出場を決めているなか、U-17W杯の活躍により注目度は一気に跳ね上がりそうだ。