B組だった中国と韓国の一戦は1-1ドロー、両チームともに2次予選で敗退

　パリ五輪アジア2次予選は11月1日に全日程を終え、なでしこジャパン（日本女子代表）を含めた4チームが最終予選へと駒を進めた。一方で、B組だった中国と韓国の2次予選で敗退が決まると、海外メディアも「女子サッカー中国＆韓国の五輪の夢が破れる」と2か国の悲しみを報じている。

　パリ五輪のアジア2次予選は3組に分かれて実施され、各組首位と2位のうち最も成績の良かった4チームが来年2月の最終予選へ進む。日本はインドに7-0、ウズベキスタンに2-0、1日の最終戦でもベトナムに2-0で勝利し、3連勝でC組の首位突破を決めた。

　A組からはオーストラリア、B組から北朝鮮がそれぞれグループ首位となり最終予選へ。B組の最終戦で直接対決した中国対韓国の試合は1-1のドローでタイムアップ。3位の中国はそのまま敗退となり、B組では2位となった韓国も、勝ち点が足らず最終予選に進むことはできなかった。最後の枠には、C組2位のウズベキスタンが滑り込んだ。

　香港メディア「香港01」は、最終戦で対決両者敗退した中国と韓国について言及。「女子サッカー中国＆韓国の五輪の夢が破れる。中国対韓国は1-1、パリ五輪の命運をかけた3次予選に進めなかった」と報じている。

　記事では「韓国が勝ち点5、中国が勝ち点4となり、ともにグループCで勝ち点6を獲得したウズベキスタンに及ばなかった」と、敗退の結果を報道。最終戦でともに勝ち点を1しか奪えず、2次予選で姿を消した両チームの厳しい現状を同メディアは伝えていた。

　日本は来年2月にホーム&アウェー形式で北朝鮮と、アジアわずか2枠の狭き門を懸けて戦う予定となっている。