知将ベンゲル、シティ戦の判定に痛烈な皮肉 「審判は動物園のライオンのように保護されている」

オフサイドを見逃されて、ベンゲル監督は恨み節

 プレミアリーグ第16節のビッグマッチ、マンチェスター・シティ対アーセナルはシティが後半の2得点でアーセナルに勝利し、首位チェルシー追撃態勢を整えた。しかし、敗戦したアーセナルのアーセン・ベンゲル監督はゴールに対する判定に不服を持ち「審判は動物園のライオンのように保護されている」と痛烈に皮肉った。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。

 試合は前半5分にFWセオ・ウォルコットが幸先よく先制点を奪い、アーセナルにとっては最高の立ち上がりとなった。しかし後半2分、ペップ・グアルディオラ監督率いるシティのパスワークが炸裂。MFダビド・シルバの浮き球でのラストパスをMFレロイ・サネがゴールに流し込んで1-1の同点となった。

 勢いに乗るシティは同26分にFWケビン・デ・ブライネのダイナミックなサイドチェンジから、FWラヒム・スターリングがニアサイドを打ち破って勝ち越しに成功し、2-1で逆転勝利を飾った。

 アーセナルは敵地で痛い敗戦を喫したなか、ベンゲル監督は1点目のラストパスの際にサネがオフサイドだったことを見逃されたのが許せなかった模様だ。このように恨み節を残している。

「これはもう周知の事実だ。レフェリーは動物園で飼われているライオンのように非常に快適に、正しく保護されている。だから我々は彼らの決定に従うほかないのだがね」

 

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