セルティック旗手、開始5分で負傷交代 涙の退場…監督は「自分の息子のように慰めた」と英報道
CLアトレティコ戦で先発するも右足太もも裏を押さえてピッチに座り込む
スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は、現地時間10月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節アトレティコ・マドリード戦に先発出場したが、キックオフからわずか10分足らずで負傷交代を余儀なくされた。ピッチをあとにする際には涙を浮かべていたとも伝えられている。
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旗手は直近のリーグ戦4試合で2得点2アシストと好調を維持していただけに、無念の負傷交代だ。
本拠地セルティック・パークにアトレティコを迎えたセルティックは前半4分にFW古橋亨梧がネットを揺らし、幸先良く先制した。しかし、その直後に旗手が右足の太もも裏を押さえてピッチに座り込んでしまい、プレー続行不可能に。キックオフからわずか7分での途中交代となった旗手は、ブレンダン・ロジャーズ監督に慰められながらピッチをあとにした。
英紙「スコティッシュ・ザ・サン」は旗手の途中交代について「5分で負傷。涙を流しながら、重い足取りでピッチをあとにした。見せ場はなく、打ちひしがれているように見えた」とレポート。「ブレンダン・ロジャーズはまるで自分の息子のように(旗手を)慰めた」という。
旗手は今季開幕直後にも負傷によって離脱していたが、復帰後はレギュラーとして活躍してきた。10月シリーズの日本代表では、体調不良で不参加だった三笘薫(ブライトン)に代わって左サイドで起用され、得点に絡むなど適応力の高さも示した。上り調子だっただけに、長期離脱となればセルティックにとっても日本代表にとっても手痛い打撃となるだろう。
試合後、ロジャーズ監督は旗手の負傷について「まだ何かを言うには早すぎる。ハムストリングを痛めたようで、どうなるかはこれからだ」とコメント。負傷の程度や離脱期間などは現時点では不明のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)