ミラン監督が不調のFWニアングに愛のムチも… 本田にとっては出番を得られない原因の一つに

ローマ戦では不調のニアングをスタメン起用 そこには成長を促す狙いも

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、現在不調に陥っているFWエムベイエ・ニアングに対して「成長するためには困難を乗り越えなければならない」と愛のムチを放っている。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が記者会見の様子を報じた。

 アングは4日のクロトーネ戦と12日のローマ戦で2試合連続PK失敗。「次はラパドゥーラに譲る」と発言するなど、メンタル的にダメージを負っている様子だ。PKのキックのみならずプレーも精彩を欠き、クロトーネ戦では交代出場の日本代表FW本田圭佑が決勝ゴールに絡んだことからも、続くローマ戦では本田をスタメンにしてニアングをベンチに置くとも報じられた。

 しかし、モンテッラ監督はローマ戦で結局ニアングをスタメン起用している。そこには、ニアングの成長を促すという狙いもある模様だ。

「彼はウイルス性の病気になった後に、エネルギーを失ってしまった感がある。だが、そうしたなかでは練習や試合で自分自身のパフォーマンスを取り戻していくしかない。彼に言えるのは、成長するためには困難を乗り越えなければならないということだ」

 

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