ジダン監督、「秩序がありよく走る」と鹿島を分析 「準備は万全だ」と試合序盤から全開モードを明言

準備万端を強調するジダン監督 「このカップはとても重要で、そのために日本に来た」

 レアル・マドリード(スペイン)のジネディーヌ・ジダン監督は、17日にFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝の鹿島アントラーズ戦の前日記者会見に出席し、「均衡を破るような試合にはしたくない」と、最初から全開モードで臨むと宣言した。

「このカップはとても重要なのもので、そのために日本に来た。良いサッカーをしたいが、大変な試合になるだろう。対戦チームが我々を苦しめると思うが、準備は万全だ。木曜日の試合はあまり良いスタートではなかった。長旅の疲れがあり、ピッチにも対応できていなかった。だが、今は大丈夫だ」

 ジダン監督はこう語り、決勝に向けて準備万端であることを強調した。準決勝を欠場した主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの状態も、明日の出場に問題はないと明言。現状のベストメンバーで決勝に臨むことが予想される。

 世界的な下馬評では、決勝で南米代表アトレティコ・ナシオナル(コロンビア)との対戦が想定されていたが、実際は開催国代表の鹿島が決勝に上がってきた。選手時代の2001年にフランス代表として国際親善試合で日本代表と対戦し、ユベントス時代には元日本代表MF中田英寿とペルージャやローマの対戦相手として戦ってきたジダン監督は、日本サッカーの向上を最近のものではないと話している。

 

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