日本代表の清武に1月放出話が再燃! セビージャ、ドラクスラーをお買い得価格35億円で獲得か

内田の親友として知られるドラクスラー 移籍志願でクラブ側も放出の方針

 日本代表MF清武弘嗣の所属するセビージャが1月の移籍市場でヴォルフスブルクのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーを獲得する可能性が浮上し、清武が1月に放出される話が再燃している。ドイツ地元紙「ビルト」などが報じた。

 ドラクスラーは昨季シャルケから加入したが、今季開幕前に移籍の希望を公言。チームが不振に陥るなか、今シーズン中にも移籍願望を明らかにし、サポーターからの人気を失った。クラブ側も放出の方針と明言している。

 ドリブルでの局面打開力を誇る新星について、セビージャのモンチ強化部長が1月の補強の最優先リストに載せているという。移籍金は3000万ユーロ(約35億円)でインフレ甚だしい現在のマーケットではお買い得価格となっている。セビージャ以外にもアーセナル、パリ・サンジェルマン、ユベントスが争奪戦を繰り広げているという。

 シャルケ時代にDF内田篤人の親友として有名だったタレントの移籍話で清武の立場はさらに苦しさを増している。スペイン地元紙「エスタディオ・デポルティーボ」では、DFティモテー・コロジエチャク、ベノワ・トレムリナスとともに、清武を放出リストの3人に挙げていた。

 「(ドラクスラー獲得の)以前に、セビージャは何人か放出する必要がある。だからこそ、コロジエチャク、トレムリナス、清武は1月に出て行くメイン候補だ」と非情な現実を報じている。セビージャの中盤はすでにサミア・ナスリ、ガンソ、フランコ・バスケスら実力者揃いだが、ビッグクラブが争奪戦を展開する逸材が陣容に加わるなら、清武にとって最大の向かい風となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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