SNSを駆使するピケが既存メディアに苦言 「彼らは真実より即時性を優先させている」

スペインのサッカー誌で、10月の代表戦での炎上騒動を振り返る

 2016年にサッカー選手とメディアの関係で大きな注目を集めたのは、バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケだろう。代表戦でのユニフォーム着用の方法で“炎上”したが、その一件をスペインのサッカー専門誌「パネンカ」で振り返り、「スポーツ新聞よりもSNSをもっと信じてくれるフォロワーがいる」と既存メディアに対してクギを刺している。

 ピケは10月に行われた代表戦で、ユニフォームの袖を切って試合に臨んだ。それをスペイン紙「AS」が、スペイン国旗を切り落としたと報じたことで炎上。その騒ぎに辟易したピケは代表引退を宣言し、同紙の編集長がサイト上に異例の謝罪文を掲載する経緯となった。

 騒動の被害者となったピケは、このバッシングを振り返りつつ、メディアとの関係性について考えている。「彼らは真実よりも、即時性を優先させている。(クラブや選手は)正しいスポーツジャーナリズムを作り出そうとしない人たちによって攻撃されているんだ」と、ネットの普及によって不確定な情報が出回る昨今の状況を冷静に分析している。

 それでも、プレーヤー自身が対応することも十分に可能だとピケは語る。「フェイスブックやペリスコープのような新しい技術のおかげで、僕はもう別のインタビューを受けなくて済むし、何も起こらなくなった」と、SNSを駆使する側の立場になっていることを明かした。

 

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