旗手怜央の復帰→「セルティックはよりいいチームに」 OB残留熱望「彼は楽しんでいる」

セルティックでプレーする旗手怜央【写真:ロイター】
セルティックでプレーする旗手怜央【写真:ロイター】

契約延長に合意報道の旗手、クラブOBが実力に賛辞

 スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は2026年までとなっているクラブの契約延長について合意間近と伝えられている。クラブOBのサイモン・ドネリー氏は「旗手が中盤にいるとセルティックはよりいいチームになるのは間違いない」と旗手へ賛辞を送っている。

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 旗手は2021-22シーズン途中にセルティックに加入し、即座にレギュラーへ定着。チームの中心選手としてタイトル獲得に貢献してきた。

 しかし、アンジェ・ポステコグルー監督(→トッテナム)が退任し、ブレンダン・ロジャーズ監督が就任した今季は先発から外れ、負傷も重なって出場時間が激減していた。

 去就に関する噂も過熱気味だったが、9月23日の第6節リビングストン戦(3-0)で今季初めて先発出場を果たすと、前半14分にPKで初得点をマークして復調を印象づけていた。スコットランド地元紙「デイリー・レコード」では契約延長に向けて、交渉は合意間近と伝えられていた。

 そうしたなかで、ドネリー氏はラジオ番組「Clyde 1 Superscoreboard」で旗手について言及していたようだ。旗手はセルティックに欠かせない選手であることを強調していた。

「新しい契約の話がある。彼はカムバックした。負傷もしていたし、アンジェが去った影響があったのかは分からない。我々は外から推測を述べることしかできない。だが、彼は本来の自分を取り戻している。これからよりフィットし、さらに強くなるだろう。私の見解では、中盤に旗手怜央がいるセルティックはよりいいチームになることは間違いない」

 ドネリー氏は旗手の存在がチームに大きな影響を及ぼしていると感じているようだ。「彼のようなタイプの選手は、セルティックが引き止めておきたいと考える選手。南の方から大金を持ったチームがやってくれば引き止めるのは非常に難しいが、彼はここでのプレーを楽しんでいる。彼はセルティックのトッププレーヤーの1人だ」と、旗手ができる限り長くセルティックでプレーすることを熱望していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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