トットナム、ミラン本田の移籍先候補に浮上も… 本命は香川と共闘した人気株のメキシコ代表FW

トットナムとリバプールがエルナンデスの獲得を巡って争奪戦

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は来年1月のトットナムの移籍報道が流れたが、ロンドンの強豪が狙う本命は別の選手だったようだ。トットナムとリバプールが来年1月にレバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートこと、ハビエル・エルナンデスの獲得を巡って争奪戦を演じていることが分かった。英地元紙デイリー・ミラーが報じている。

 かつてマンチェスター・ユナイテッドで香川真司と共闘し、スーパーサブとしてプレーした小柄なストライカーは、今季レバークーゼンでリーグ戦12試合出場5得点という成績だが、その移籍市場でも人気は衰えを知らないようだ。名将ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールとトットナムが獲得に乗り出している一方、バレンシアも興味を示している。

 アヤックスからオランダ代表FWビンセント・ヤンセンを獲得したトットナムだが、前線の陣容に不安材料と抱えているという。イングランド代表FWハリー・ケーンが故障離脱中に勝率が低下したため、得点力アップの補強に動いているという。

 人気株であるチチャリートの違約金は3350万ポンド(約49億円)と高額だが、トットナムは移籍金の値下げ交渉を希望。一方、来年6月にミランと契約満了となる本田は1月の移籍市場で「ゼロからゼロへ」と伊メディアで報じられている。2014年1月にCSKAモスクワからミランに加入した背番号10は、高額な年俸削減のためにゼロ円での放出が許容されているとレポートされている。もっとも、スパーズの狙いは昨季から通算1得点3アシストの本田ではないようだ。

 

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