レアル、久保建英の“買い戻し”は52億円で可能? スペイン紙が試算「14番はチームのスター」

ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

久保には95億円の契約解除金が設けられている

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、昨季から評価を著しく高めている。今季は9月17日の第5節レアル・マドリード戦(1-2)で今季初黒星を喫したが、それまでの4試合(1勝3分)で久保はマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ続けていた。そんな久保には昨夏まで保有権を持っていたレアルが買い戻すのではないかという噂もある。スペイン紙「マルカ」は、レアルが実際に買い戻すために必要な金額を試算した。

【PR】ABEMAでプレミアリーグ生中継!三笘所属ブライトンや遠藤所属リヴァプールなど厳選試合を無料生中継!

 22歳の久保は、開幕4試合で3得点1アシストを記録。第5節のレアル戦でも先制ゴールにつながるパスを挙げたほか、味方のオフサイドで取り消されたが、ミドルシュートでゴールネットを揺らす場面もあった。

 右ウイングのポジションで圧倒的な存在感を示す久保だが、レアル・ソシエダが獲得した際の移籍金は約600万ユーロ(約9億5000万円)と報じられている。記事では当時の移籍金について「バカげている」とし、「ダビド・シルバが引退してから、14番はチームのスターとなっている」と、久保の著しい成長を紹介した。

 そして、現在の久保には6000万ユーロ(約95億円)の契約解除金が設けられていることを伝えている。レアルがソシエダに久保を売却した際、買い戻しオプションはつけられなかった。そのため、レアルもこの金額を支払う必要がある。ただし、久保に発生した移籍金の利益の50%はレアルに支払われることになっている。6000万ユーロで久保を売却した場合、そこからソシエダがレアルに支払った600万ユーロを引いた5400万ユーロが利益となり、これをソシエダとレアルで分ける計算となる。そのため、レアルが久保を買い戻す場合の金額は、6000万ユーロからレアルが得る分の2700万ユーロを差し引いた3300万ユーロ(約52億円)になるという。

 サンティアゴ・ベルナベウに帰還し、大きく成長した姿を見せた久保。こうした具体的な金額が報じられるほど、レアル復帰への熱も高まっているようだが、レアルがソシエダにオファーを出す日は来るだろうか。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング