バルサ2連続“股抜き”の連係に「言葉はいらない」 軽快なテンポのボールキープに海外注目「ずっと見たかった」
後半に相手陣内で見せた連携プレーをクラブ公式がフォーカス
スペイン1部FCバルセロナは現地時間9月16日、ラ・リーガ第5節でベティスをホームに迎え5-0の大勝を収めた。ゴールラッシュを飾ったなか、後半の相手を翻弄した連続プレーが注目を集めている。
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代表ウィーク明けの一戦でバルセロナが華々しいゴールラッシュを披露した。この試合では前半25分、新加入のFWジョアン・フェリックスがペナルティエリア(PA)内での巧みなボールコントロールから相手GKをかわし右足で先制点をゲット。そして同32分には、ゴール前へのスルーパスに上手く抜け出したFWロベルト・レバンドフスキが落ち着いて決め、2-0とリードを広げる。
後半に入ってもバルセロナの勢いは衰えず。同17分のFWフェラン・トーレスが決めた直接フリーキック(FK)を皮切りに、21分にFWラフィーニャと立て続けに追加点。さらに、同36分には新加入DFジョアン・カンセロが深い切り返しとともにドリブルでPAに侵入すると右足を豪快に振り抜き、大勝劇に花を添えるチーム5点目を決めた。
バルセロナの公式X(旧ツイッター)はこの試合後、「言葉はいらない」とメッセージを添え後半にチームが披露して華麗な連続プレーの動画を公開した。
それはベティス陣内に攻め込み左サイドバックのアレハンドロ・バルデにボールを展開した場面。ここでバルデはチェックに来た相手DF2人のうち1人を股抜きしてプレッシャーを回避する。そのボールを受け取ったカンセロが続けて股抜きでボールをキープすると、近くにいたFWラミン・ヤマルへパス。ヤマルで3連続とはならなかったものの、小気味良いテンポのボールタッチで攻撃を味方に繋げた。
バルセロナが見せたノリノリの攻撃シーンが公開されると、コメント欄には「この流れるような攻撃がずっと見たかった」「恐ろしいチームがCLに向けて準備している」「バルサの調子は上向き」「これぞ私たちが愛するバルセロナ」など、称賛の声が続々と寄せられている。
今節の勝利で連勝を4に伸ばしたバルセロナ。チームのDNAとも言える華麗なプレースタイルに今後も注目が高まる。