モナコの好調の理由として「南野の復活」を取り上げた

　フランス1部ASモナコのMF南野拓実は今季開幕4試合で3得点3アシストをマークし、首位に立つチームを牽引している。フランスメディアはモナコの好調の理由として「南野の復活」を取り上げていた。

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　南野は2022年夏にイングランド1部リバプールからモナコに加入。1年目の昨季はリーグ戦18試合で1得点に終わり、不完全燃焼なシーズンを過ごした。

　しかし、今季はアドルフ・ヒュッター新監督の下で定位置を確保して攻撃陣を牽引。チームは3勝1分と開幕ダッシュを決め、現在リーグ戦で首位に立っている。

　フランスメディア「RMC Sport」は「ASモナコ、好調スタートの理由」と特集。そのなかで「システムへの適応と南野の復活」と日本人アタッカーの存在を特筆していた。

「アドルフ・ヒュッター監督はチームのクオリティーに適応したシステムを選択した。カイオ・エンリケとバンデルソンというブラジル代表にも招集された2人はその典型的な例だ。彼らは今3-4-2-1システムを採用し、攻撃面のクオリティーをいかんなく発揮することができている。そのなかで南野拓実はわかりやすく復活した。リバプールから1500万ユーロ（約23億円）でやってきた昨季は控えめに言ってもパッとしなかったが、彼にピッタリの中央のポジションで本来の姿を取り戻した」

　モナコは9月17日にFCロリアンと敵地で対戦する。4試合連続で得点に関与している絶好調の南野は、次節も輝きを放つことができるだろうか。