昨年のU-23アジア杯で韓国は日本に0-3完敗

　パリ五輪世代のU-22日本代表は、U-23アジアカップ予選でグループリーグ3試合を2勝1分のグループ首位で終え、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ本大会への出場権を手にした。同じく出場権を獲得した韓国のメディアが、グループリーグでの直接対決の可能性に注目している。

　U-22日本代表は9月6日のグループリーグ初戦でパキスタン代表を6-0、9月9日の第2戦でパレスチナ代表を1-0と撃破。12日のバーレーン代表戦は引き分け以上が必要となったなか、0-0で勝ち点1を加えてグループ首位を確定させ、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ本大会への出場権を手にした。

　来年4月にカタールで行われるU-23アジアカップでは、上位3チームに五輪出場権、4位のチームにはアフリカ予選（U-23ネーションズカップ）4位チームであるギニアとのプレーオフ出場権が与えられる。

　韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」は、今年11月に予定されているU-23アジアカップ抽選会の行方に注目している。

第1ポット：カタール（開催国）、サウジアラビア、ウズベキスタン、日本
第2ポット：韓国、オーストラリア、イラク、ベトナム
第3ポット：タイ、ヨルダン、UAE、クウェート
第4ポット：マレーシア、タジキスタン、インドネシア、中国

　韓国が第2ポットに回る形となり、「韓国が入った組がいわゆる“死のグループ”になると予想される。第1ポットの宿敵・日本と対戦する可能性もあり、同じ組になった場合、韓国は昨年日本に大敗した雪辱を晴らさなければならない」と伝えた。

　韓国は、昨年6月にU-23アジアカップ準々決勝で日本に0-3で完敗。日本がU-21でメンバー構成していたことも当時話題となった。

　もし、再びU-23アジアカップで日韓戦が実現するとなれば、両者のプライドが激しくぶつかり合うことになる。