日本に敗れるのは「不名誉ではない」 欧州勢撃破で評価一変…海外脱帽「進化裏付ける」
ドイツ、トルコを立て続けに撃破した戦いぶりにスペイン驚き
森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング20位)は9月の欧州遠征でドイツ代表(同15位)に4-1、トルコ代表(同41位)に4-2の勝利をそれぞれ収めた。スペインメディアは欧州勢を立て続けにねじ伏せた戦いぶりに注目し、「今の日本に敗れるのは不名誉ではない」と、飛躍的な成長を伝えている。
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日本は9月の欧州遠征初戦でドイツに4-1で快勝。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)に続く勝利が大きな反響を呼んだなかで、12日に迎えたトルコ戦でも4得点を重ねて勝利した。これで6月シリーズからの連勝(エルサルバドル/6-0、ペルー/4-1)を「4」に伸ばし、この4試合での総得点が18と好成績が際立つ。
とりわけ、ドイツ、トルコを立て続けに撃破した直近の結果は欧州内でも驚きを持って報じられている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」では「この衝撃的な結果は、日本代表の進化と、数年前には考えられなかったような強豪に立ち向かう能力を裏付けるものだ」と伝えられ、飛躍への過程に触れている。
「2002年のワールドカップ(W杯)を共催した当時、日本はヨーロッパの選手や監督と契約し戦術的なノウハウをコピーして進化しようとしていた。それから20年が経ち、選手たちは今やヨーロッパのトップリーグで名を馳せている。カタールで開催されたW杯では、スペインやドイツを破り8強入りした。結局、クロアチアにPK戦で敗れただけだった」
記事ではイングランド1部ブライトンでインパクトを残すMF三笘薫の存在に脚光を当てながら、日本サッカーの進化に言及。「今の日本に敗れるのは不名誉ではない」と指摘されるなど、ドイツとトルコを撃破した9月シリーズのパフォーマンスにより世界からの評価が一変しつつある状況を窺わせていた。