イブラヒモビッチ、相手の頭を故意に蹴った疑惑で異例の釈明 「わざとなら失神させることもできた」

ピッチ上でDFコールマンと交錯 主審は見逃すもFAが審議する可能性が浮上

 マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチは敵地エバートン戦前半42分に華麗なループシュートを決めたが、後半6分の競り合いで相手DFシーマス・コールマンの頭を故意に蹴りつけた疑惑が浮上。クラブの公式番組で「わざとなら失神させることもできた」と異例の釈明に出ている。

 イブラヒモビッチは敵地で華麗な技を見せた。飛び出したGKの頭上を抜くループシュートはゴールバーを直撃。バウンドする間にエバートンDFが必死のクリアを見せたが、ゴールラインを割り、先制点となった。

「マルシアルから最高のボールが来た。ゴールキーパーが出てくるのが見えたから、タイミングを計ってシュートを打ったんだ」

 自画自賛のストライカーだが、後半6分に悪癖が顔を覗かせる。競り合ったコールマンとピッチ上で交錯したイブラだが、その際にシーマンの頭を蹴りつける形となった。

 主審のマイケル・オリバー氏はこのシーンを見逃していたが、イングランド・サッカー協会(FA)がこのプレーを審議する可能性が浮上しており、イブラは試合後に釈明に出ている。

 

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