宿敵レンジャーズ戦で決めた決勝ゴールシーンが現地で反響

　スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、9月3日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第4節の宿敵レンジャーズ戦で決勝ゴールを挙げ、1-0の勝利に貢献した。宿敵との伝統の一戦“オールドファーム”で決めた鮮烈ボレー弾は現地で大きな反響を呼び、海外ファンからは驚きの声が相次いでいる。

　宿敵レンジャーズとの“オールドファーム”で得点を重ねてきた古橋が、またも勝負強さを発揮した。0-0で迎えた前半アディショナルタイム、相手のクリアボールをデンマーク人MFマット・オライリーが跳ね返し前方へ。このボールに反応した古橋がペナルティーエリア手前から右足でボレーシュートを放つと、鋭い一撃がゴール左隅に決まった。

　敵地の会場が静まり返った衝撃の一発は、セルティックに公式戦3試合ぶりの白星をもたらす決勝点に。これで古橋は今季リーグ戦3ゴール目となり、オールドファーム通算10試合で6得点目と“レンジャーズキラー”ぶりを発揮。昨季リーグ得点王とMVPに輝いたエースがここぞで輝いた。

　英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「キョウゴのフィニッシュだ！ 壊滅的なフィニッシュだ！」と綴ってゴールシーンをアップすると、SNS上で瞬く間に拡散。海外ファンからは「なんてゴールだ」「信じられない…キョウゴ」などと驚きの声があがったほか、「素晴らしい沈黙！」「この沈黙がまた美しい」と会場の反応も注目を浴びていた。