「ミトマを止めるのに悪戦苦闘」 プレミア屈指のイングランド代表SB“劣勢”を現地メディア指摘

トリッピアーと対峙するブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】
トリッピアーと対峙するブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】

ブライトンがニューカッスルを3-1で撃破 三笘はアシストを記録

 イングランド1部ブライトンは現地時間9月2日、プレミアリーグ第4節でニューカッスルと対戦し、3-1で勝利を収めた。先発フル出場を飾った日本代表MF三笘薫は3点目のアシストを記録。現地メディアは出場していたニューカッスルの選手を採点しており、三笘とマッチアップしたイングランド代表DFキーラン・トリッピアーについて「カオル・ミトマを止めることに悪戦苦闘していた」と指摘している。

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 ブライトンは前節ウェストハム戦で1-3と今季初黒星。今節は昨季トップ4入りを果たした難敵ニューカッスルとの対戦となったなか、18歳FWエバン・ファーガソンが躍動する。前半27分、後半20分とゴールを奪ってリードを広げると、2-0で迎えた同25分、高い位置でボールを受けた三笘が相手DFのチャージを受けながらもペナルティーエリア手前までドリブルで運ぶと、そこからパスを受けたファーガソンが相手守備網に囲まれたなかで放った左足を一閃。相手選手のブロックに当たって軌道が変わったシュートはゴール右隅へと流れ込んだ。

 終了間際に失点を喫するも、ファーガソンのハットトリックの活躍で、ブライトンは3-1で勝利。三笘はマッチアップしたトリッピアーを相手に果敢に仕掛け、試合を通してチャンスを演出していた。現地メディア「Sussex Express」はこの日出場したニューカッスルの選手を10点満点で採点し、トリッピアーには6点の評価を与えている。

 パフォーマンスについて「攻撃面においては、このイングランド代表はセットプレーで脅威をもたらしているように見えた」としつつ、「しかし、カオル・ミトマを止めることに悪戦苦闘していた」と、守備面では三笘との対峙が後手に回っていたと指摘している。トリッピアーはプレミア屈指のライトバックとして知られているが、その相手に三笘は実力を遺憾無く発揮してみせた。

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