“人類最速”ボルトが仏クラブの練習に参加! 惜しいヘディングに指揮官「ここでプレーできる」と太鼓判

仏アマチュアリーグ、サン・ジョン・ブリューの練習に参加 公式サイトで動画も公開

 人類最速の男ウサイン・ボルトが、フランスのアマチュアリーグのチームの練習参加し、ボールを蹴っている様子がツイッターで公開された。2日、フランスのアマチュアリーグ、サン・ジョン・ブリューの練習に参加したボルトの様子を、フランス誌「フランス・フットボール」が報じている。

 ボルトはモナコで行われた2016年のIAAF(国際陸上連盟)の最優秀選手賞の表彰式に出席し、その帰りに飛行機搭乗までの時間を利用して練習に参加したという。日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントの練習に参加するという話が持ち上がっていたボルトだが、一足早くサッカークラブでのトレーニング姿が全世界に公開されたことになる。

 クラブのケビン・ブロワ監督によると、この日のトレーニングはボール2つを使った6対6や、ワンツーからのシュートなどのメニューだったという。右からのクロスに走り込んだボルトが惜しいヘディングシュートを放つシーンもクラブ公式ツイッター上の動画で公開されている。

 ブロワ監督はボルトについて「彼は良いサッカー選手でもある。当然、足が速いうえに非常に良いヘディングをする。左足でもボールを扱えるね」と、プレーヤーとして高く評価した。そして、「もちろん、ここでプレーできるレベルだし、私のアドバイスにも耳を傾けてくれた。非常に良い選手になっていくステップを踏んでいるよ」と伸びしろにも太鼓判を押している。

 陸上競技ではスプリンターとして金メダルを量産しているボルトは、「マンチェスター・ユナイテッドでプレーするのが夢」と話している。その最初のステップを、人類最速男はフランスの地で踏むことになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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