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ソシエダ久保の弟・瑛史が「2人目の日本人選手になる可能性」 スペイン紙が16歳MFに期待「優れたボールタッチと展開力」
「ムンド・デポルティーボ」が現況を報道
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は8月12日に行われたジローナとのラ・リーガ開幕戦で早速ゴールをマークするなど、新シーズンでも活躍が期待される。そのなかで、ソシエダの下部組織に所属する実弟MF久保瑛史にも注目が集まっている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が特集を組み、現況を伝えた。
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建英が昨シーズン前にソシエダに加入したのと同時に、弟の瑛史もソシエダの下部組織に入団した。そのなかで同メディアは久保の弟である瑛史を「これがエイジ・クボの過ごし方、もう1つのチュリ・ウルディン(ソシエダの公式アンセム)の希望」と見出しを打って特集している。
記事では、昨季U-16チームにあたるカデーテでプレーしていた瑛史について「兄のタケに次いでレアル・ソシエダ史上2人目の日本人選手になる可能性が“脅威”だ。タケの弟は16歳になったばかりで、今季はイーソ(U-18相当のフベニールB)でプレーする予定」と報道。2007年生まれの瑛史もソシエダのトップでプレーする可能性に触れつつ「兄は1部リーグのチームで偉大なスターの1人に成長する一方、彼の愛する弟はバスクのカデーテで第1歩を踏み出し始めた」と伝えた。
瑛史は右利きで建英とも異なるプレースタイルを持つとされたが、「ゲームに対する素晴らしいビジョンを持っており、優れたボールタッチと展開力を持っている」と称賛されている。
まだ16歳の瑛史に対して「アシエ・エイザギレ監督の下、ラ・レアルの2番目のユースチームであるイーソでプレーする予定となっていて、まだまだ道は長い。母国のビッグクラブである日本の横浜F・マリノスのメンバーだった彼は、兄と母親とともに昨年やって来て、プロサッカーの世界で自分の居場所を作りたいと考えている」と、期待を込めた。
開幕ゴールで新シーズンもさらなる飛躍が求められる兄・建英に対して、弟・瑛史の活躍にも現地では注目が高まっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)