横浜FCが首位・神戸を2-0撃破! 井上潮音&山下諒也弾でリーグ戦8試合ぶり勝利

横浜FCが神戸に2-0で勝利【写真:Getty Images】
横浜FCが神戸に2-0で勝利【写真:Getty Images】

ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと神戸が対戦

 J1で17位の横浜FCは8月6日、首位のヴィッセル神戸をニッパツ三ツ沢球技場に迎えた。

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 序盤から神戸が横浜FCを押し込んだなか、前半10分にMF佐々木大樹、同14分にはFW武藤嘉紀がともにヘディングシュートを狙ったが、枠に飛ばずにスコアは動かせない。対する横浜FCは、MF山下諒也が左サイドを突破。DFをかわしてエリア内でシュートを放ったが、ボールは左サイドネットに外れた。

 劣勢の横浜FCだったが、前半23分に中盤でボールを受けたMF井上潮音が前を向き、相手をかわして前進。そのまま距離のある位置から右足を振り抜くと、ボールはゴールに決まり、横浜FCが先制した。

 1点を追う展開になった神戸は、変わらずにポゼッションをするもののアタッキングサードまで徐々にボールを運べなくなる。対する横浜FCは前半38分、カウンターからFWマルセロ・ヒアンが抜け出し、ゴール前に速いボールを入れたがFW伊藤翔にはわずかに合わなかった。

 神戸も前半40分にFW大迫勇也がヘディングシュートを放ったが、クロスバーに嫌われてしまう。このまま横浜FCが1点リードで前半を折り返した。

 後半の立ち上がり、横浜FCはコーナーキックの流れからマルセロ・ヒアンがゴール前にシュート性のボールを入れるが、味方が合わせることはできない。神戸も後半9分に大迫のクロスからMF汰木康也がシュートを打ちに行くが、GK永井堅梧に防がれた。

 堅守を見せる横浜FCは、後半20分に自陣からのロングボールが最終ラインの背後に送られると、山下がこのボールに追いつき、そのままGKとの1対1を制して追加点をマークした。

 さらに後半28分には伊藤がフリックしたボールを途中出場したFW小川慶治朗が受けて、エリア内に侵入したところでDFに倒される。これで横浜FCはPKを獲得。伊藤がPKキッカーを務めたが、GK前川黛也がストップして追加点を許さなかった。それでも負ければ最下位に転落する可能性もあった横浜FCが、このまま神戸の攻撃をしのぎ切り2-0で勝利。5月20日の川崎フロンターレ戦(2-1)以来、リーグ戦8試合ぶりに勝ち点3を加え、最下位転落を阻止した。

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