鎌田大地、ラツィオ移籍の“真相”を独報道 交渉当初にあった「両者の大きな隔たり」を埋めた救世主は?

鎌田大地のラツィオ加入が決定【写真:Getty Images】
鎌田大地のラツィオ加入が決定【写真:Getty Images】

フランクフルトを退団した鎌田の新天地はラツィオに決定

 イタリア1部ラツィオは、2022-23シーズン限りでドイツ1部フランクフルトを退団してフリーになっていた日本代表MF鎌田大地が新たに加入したことを発表した。ドイツ専門誌「キッカー」は、鎌田の移籍について「ミラン入りの夢が破れた後、ラツィオへ移籍した」と報じている。

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 ラツィオは8月4日に鎌田の移籍を正式に発表。ラツィオで初の日本人選手となった鎌田は、背番号6を付けることになっている。すでにメディカルチェックを終えており、今後、入国ビザ発給の手続きが終了次第、チームに合流することとなる。

 昨シーズン、セリエAで2位になり2023-24シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場する強豪への移籍が決まった鎌田の移籍について、記事では「フランクフルトを離れることは、長い間、確実視されていた。そして、移籍金をクラブにもたらすことはなくなった。26歳の日本人の契約は6月30日に満了しており、延長されることはなかった」と、フランクフルトの立ち位置から報じている。

 そして、「2022-23シーズン終了直後から、ACミランへ移籍するのではないかと噂されていた。しかし、MFはその夢を頭の中から消さなければならなかった。ロッソネリ(ミラン)はスピードのある攻撃的な選手を今回の移籍市場で求め、ビジャレアルからFWサムエル・チュクウェゼ、チェルシーからFWクリスティアン・プリシッチといった選手たちを加えた。その後、ラツィオが獲得に名乗りを上げたが、両者の要求には大きな隔たりがあり、合意は難しいと思われた。だが、『ミズノ』がスポンサーに名乗り出て、移籍が実現するようにローマのクラブを助けた」と、伝えている。

 フランクフルトでは、クラブをUEFAヨーロッパリーグ優勝に導く活躍を見せた鎌田だが、新天地ではどのような結果を残すだろうか。

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