天皇杯ベスト8組み合わせが決定 J1首位・神戸はJ2熊本と激突、柏対名古屋など4カード

天皇杯ベスト8組み合わせが決定(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
天皇杯ベスト8組み合わせが決定(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

準々決勝以降の組み合わせ抽選会を実施

 日本サッカー協会(JFA)は8月4日に第103回天皇杯全日本サッカー選手権の準々決勝以降の組み合わせ抽選会を実施。J2勢で唯一の勝ち残りになったロアッソ熊本は、J1で首位のヴィッセル神戸と対戦することが決まった。

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 16強まではJFLから勝ち上がった高知ユナイテッドSCなどが話題を呼んだが、8強のうち7チームはJ1勢が占めた。前回大会はJ2勢のヴァンフォーレ甲府が優勝を果たしたが、そうした番狂わせの可能性はJ2のロアッソ熊本のみに絞られている。

 JFAの天皇杯実施委員会、中野雄二委員長からは「天皇杯の開催中、3回戦のFC東京のゲームでFC東京のサポーターが花火、発煙筒を使ってしまったという事案が起きてしまった。4回戦の名古屋対浦和の試合後にサポーターが混乱を起こしてしまったという事案が起きてしまった。主催のJFAとしても遺憾の気持ちでいっぱい。やった人間が悪いと言えばそれまでのことかもしれないが、大会を主催する側としても警備や会場がどうであったかと検討材料はある。このようなことが起きないように、クラブ、ファン・サポーター、都道府県サッカー協会、警備やボランティア、メディアの方も含め、安心で安全な試合会場を作っていくことをお願いしたい」と、今大会における騒動についての言葉があった。

 ゲストドロワーを名波浩、前田遼一の日本代表コーチ2名が務めて始まった抽選会は、現在J1で首位のヴィッセル神戸が熊本と対戦することが決定。3位の名古屋グランパスは柏レイソルとの対戦になった。。反対側の山にはJ1勢のみが入り、リーグ戦ではやや苦しんでいるチームがタイトルへ向けての戦いを繰り広げる。

 優勝すれば2024-25シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得できるトーナメントだけに、日本サッカー界で最も伝統ある大会というだけでない付加価値も大きい。また、来年1月に日本代表が出場するアジアカップが開催されるため、決勝は12月9日に国立競技場で行われる。

 対戦カードは以下のとおり。

<準々決勝 8月30日>
【M81】アルビレックス新潟×川崎フロンターレ
【M82】アビスパ福岡×湘南ベルマーレ
【M83】ロアッソ熊本×ヴィッセル神戸
【M84】柏レイソル×名古屋グランパス

<準決勝 10月8日>
【M85】M81の勝者ーM82の勝者
【M86】M83の勝者ーM84の勝者

<決勝 12月9日、国立競技場>
【M87】M85の勝者ーM86の勝者

(FOOTBALL ZONE編集部)



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