判定激怒のモウリーニョ、給水ボトル蹴り飛ばして今季2度目の退席…マンUは1−1ドロー

1990年以来の本拠地リーグ4戦連続白星なし

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、1−1に終わった27日のプレミアリーグ第13節ウェストハム戦で判定に納得できず、給水ボトルを蹴り飛ばすなど怒りを爆発させ、前半途中で退席処分となった。

 モウリーニョ監督が激怒したのは前半28分にMFポール・ポグバが相手DFに倒されたシーンだった。ジョン・モス主審はポグバが意図的に倒れたとしてシュミレーションの判定を下し、ポグバにイエローカードを提示。コートのポケットに両手を入れ、じっと試合の経過を眺めていたモウリーニョ監督だが、この判定には納得できず両手を振り乱して抗議した。

 しかし、ピッチ脇に置いてあった給水ボトルを思い切りよく蹴り飛ばしたのはやり過ぎだったようだ。モス主審は即座にポルトガル人指揮官へ退席を命じ、今季2度目のスタンド行きとなった。

 ポグバは今季5枚目のイエローカードとなり、ウェストハムとの再戦となる30日のリーグカップは累積警告による出場停止となる。モウリーニョ監督は試合後の記者会見やメディア対応を拒否する強硬手段に出たが、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」はモウリーニョ監督にもFAから処分が下される可能性が高いと報じた。

 

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