6位岡山が後半ATに起死回生の決勝弾! 3位松本を2-1で破りJ1昇格PO決勝に進出

松本が得意のセットプレーで追いつくが…

 後半も同点に追いつきたい松本が主導権を握り、岡山がカウンターを狙う構図で時計の針が進んでいく。だが松本は降りしきる雨の中、敵陣深い位置でのプレー精度を欠き、決定的なチャンスを作れない。後半26分にはMFパウリーニョがミドルを狙うも枠を捉えきれない。

 だが、この膠着状態を打ち破ったのは、松本の代名詞とも言えるセットプレーだった。同29分、途中出場のMF宮阪政樹が蹴った左CKを、中央でパウリーニョが頭で合わせて同点弾を叩き込んだ。

 しかし、ドラマは最後に待っていた。後半アディショナルタイムに総攻撃を仕掛けていた岡山がゴール前にクロスを送ると、最後は赤嶺がこぼれ球に反応して冷静に決勝弾を流し込む。劇的な展開で2-1と勝利した岡山が、セレッソ大阪との決勝に進出した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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