英メディアが2人の代表元キャプテンの去就に注目

　元日本代表キャプテンのDF吉田麻也はドイツ1部シャルケと契約満了を迎え、現在はフリーエージェントとなっている。

　古巣であるJ1名古屋グランパスやJ2栃木SCへの練習参加でコンディション調整を行っていた吉田は先日、アメリカツアー中のスペイン1部バルセロナの練習を訪問したことも明らかになっている。そして、米スポーツメディア「ジ・アスレティック」ではアメリカ・メジャーリーグサッカー（MLS）のロサンゼルス（LA）ギャラクシー加入が決定的と伝えられていた。

　英紙「デイリー・メール」もかつてサウサンプトンでプレーしていた吉田のアメリカ移籍について、報道をもとに「吉田の契約は今週末にも決定する」と伝えている。LAギャラクシーは現在補強禁止処分を受けているが、アメリカの夏の移籍市場が閉まる8月2日以降ならフリーの選手との契約は可能になるとされている。

　LAギャラクシーは以前から元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス獲得の噂があったが、同メディアはこれについても「彼（吉田）の到着でセルヒオ・ラモスへの関心は終わるかもしれない」とクラブの補強の行方に注目している。

　また、LAギャラクシーはトッテナムと契約満了になったブラジル代表FWルーカス・モウラとの契約も浮上している。プレミアリーグでの経験豊富な実力者2人をチームに加えることになるのだろうか。