ジェラード、ランパード、スコールズ… イングランド最高の中盤は誰だ? 8つの個人データを検証

現役引退を発表したジェラード

 今月24日、LAギャラクシー退団を表明していた元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが現役引退を発表した。

 リバプールの英雄が下したスパイクを脱ぐ決断に、世界各国のサポーター、選手、関係者から労いの言葉が贈られている。そのなかで話題に持ち上がっているのは、果たしてジェラードは「イングランド人最高の中盤だったのか?」という議論だ。

 リーグタイトルの視点で見ると、ジェラードが無冠なのに対し、元チェルシーのMFフランク・ランパードは3度、元マンチェスター・ユナイテッドのスコールズは11度もプレミアのトロフィーを掲げている。この数値だけを見れば、スコールズがイングランドの最高の中盤という結論に異論はない。

 しかし、スコールズやランパードは当時、ワールドクラスのチームメートとともにピッチに立ち、最上級のサポートを受けていたのに対し、ジェラードは選手層の薄いリバプールで孤軍奮闘しており、単純な獲得タイトル数の比較ではフェアでないという意見も出ている。

 それでも英メディア「BTスポーツ」で、スコールズ氏が自身とジェラードのどちらが優れているかという質問に対し、「ふふふ……問題外だよ」と嘲笑。イングランド最高MFの比較論を一蹴した。

 これに反応したリバプールサポーター公式Twitterは、スコールズ氏の意見を真っ向から反論すべく、3人のこれまでの個人成績を並べたデータを投稿した。個人成績は以下の通りとなっている。

 

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