日本代表、26年W杯アジア2次予選はシリア、北朝鮮、ミャンマーとマカオの勝者と同居
AFCが7月27日に組み合わせ抽選会を実施
アジアサッカー連盟は7月27日、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選組み合わせ抽選会を実施。日本のグループはシリア、北朝鮮、ミャンマーとマカオの勝者が同組に入った。
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1次予選の組み合わせ抽選会がこの日の前の時間帯に行われ、2次予選の組み合わせ抽選会で日本は第1ポットに入り、B組に。第2ポットからはシリア、第3ポットからは北朝鮮、第4ポットは1次予選ミャンマーとマカオの勝者が組み分けられた。
ほかではC組で韓国、中国、タイ、シンガポールとグアムの勝者が対戦決定。近年ではJリーグに多くの選手を輩出してW杯初出場を目指すタイは、2次予選の時点で高いハードルに臨むことになった。
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長の肝いりで出場チーム数の増加を目指してきたW杯は、米国、カナダ、メキシコで共催される26年大会に48チーム開催となることが決まった。それにともなってアジア枠も大幅拡大される。現行の4チームと大陸間プレーオフ進出の1チームによる「4.5」から、8チームのストレートインと大陸間プレーオフ1チームの「8.5」となるため、アジア予選のみで本大会を勝ち獲れる枠は4チームから8チームに倍増した。
AFCでは次回のW杯予選にアジアから46チームが参加すると発表。7月20日に発表されたFIFAランキングで、アジアのうち下位20チームが2チームずつがペアになって今年の10月に1次予選としてホーム&アウェーで試合を開催。勝利した10チームが2次予選へと進む。2次予選は36チームを4チームずつ9つのグループに分け、2023年11月から24年6月にかけてホーム&アウェーの総当たり方式のリーグ戦を実施。各組の上位2チームが3次予選へと進出する。日本はこのラウンドから登場することになる。
その後、6チームずつ3組に分かれる3次予選で各組2位以内の6チームが本大会への出場権を獲得し、4次予選で残り2チームの本大会出場と1チームの大陸間プレーオフへの進出が決まる予定。3次予選と4次予選の実施方法は発表されていない。アジアの出場枠が拡大された中で1998年フランスW杯からの連続出場を8大会に伸ばすことを目指す日本代表は、今年11月からアジアでの失敗が許されない戦いに挑むことになる。