「幸運だった」「全ての時間に感謝したい」 “リバプールの英雄”ジェラードが現役引退を発表

英メディアが一斉に報じる 今後については「近いうちに発表する」

 元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードが、現役引退を発表した。英公共放送「BBC」などが報じている。

 36歳のジェラードは、イングランド代表で歴代4位の114試合に出場し、キャプテンも務めた。長年リバプールで活躍し、710試合に出場してUEFAチャンピオンズリーグなど8つの主要タイトルを獲得。2015年にアメリカMLSのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍。先日、今季限りでの退団を発表していた。

 同局はジェラードの「キャリアを通じて素晴らしいハイライトがいくつもあったのは、とても幸運だったと思っている。私は信じられないようなキャリアを過ごした。リバプール、イングランド代表、ギャラクシーでの全ての時間に感謝したい」というコメントを伝えている。

 今後について英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、「多くのオプションを検討するための時間を取っているが、近いうちに発表する」というジェラードのコメントを伝えた。先日にはイングランドの下部リーグから届いた監督就任オファーを断ったとも報じられていた。レジェンド級の活躍を見せた名手は、選手としてのキャリアに区切りをつけた。今後はどのような決断を下すのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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