スポーツチャンネル「DAZN」で昨季のプレー動画をアップ

　スペイン1部レアル・ソシエダは、新シーズンへ向けてトレーニングを開始している。日本代表MF久保建英もチームに合流し汗を流すなか、昨シーズンを通し名コンビとなった元スペイン代表MFダビド・シルバに再注目した。

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　長くイングランド1部マンチェスター・シティで活躍したシルバは、現在37歳。2020年夏よりソシエダにやってきた“スペインの魔術師”は、昨季の公式戦で34試合に出場し3ゴール7アシストをマークした。

　22年夏よりチームメイトとなった久保とは、試合でも好連係を見せておりメディア内のコメントで「37歳のシルバがやっていることは信じがたい。確実に言えるのは、僕が彼と同じ年齢になった時に、同じようなパフォーマンスはできないことだ」と尊敬の念も明かしている。

　久保とシルバのホットラインは、ラ・リーガ公式にも取り上げられるほどの注目度があった。そんななか、スポーツチャンネル「DAZN」公式YouTubeチャンネルでは、「【シルバ（ソシエダ）プレー集】ラ・レアル牽引する“魔術師”！今季も久保建英と共闘へ！！」と題し、新シーズンへの期待を込めて再注目している。

　久保とのパス交換から放たれる正確無比なクロス、針の穴を通すようなキラーパス。久保のゴールをお膳立てするシーンもあれば、自らワンツーでパスを受けてネットを揺らす場面もある。守備でも、素早い切り替えから激しいスライディングタックルでボールを奪う瞬間もあった。

　久保とのコンビネーションも目立つ約8分強の動画に、ファンも「天才」「守備も巧いしボール保持も異次元」「久保のお手本であり、超えるべき存在」「久保とのホットラインがどんどん精度高くなってる」「久保の居るところにシルバあり」「芸術的」と絶賛の声が改めて送られている。

　2023-24シーズン、ソシエダは欧州カップ戦にも挑むことになる。しかしクラブは7月20日、シルバが左膝の違和感のため昨日のトレーニング途中で離脱したと発表。検査の結果、前十字靭帯の損傷が判明した。現在は来週行われる専門医の診断待ちだという。

　昨季チームを何度も救ったシルバの離脱は、もうすぐ新シーズンを迎えるチームにとって大きな影響を与えそうだ。