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中村俊輔がセルティック時代を回顧 自ら「パーフェクトだった」と称するのは“魔球ミドル弾”「初めて決められた」
中村俊輔がクラブの公式YouTubeチャンネルに登場
スコットランド1部セルティックは7月19日、ジャパンツアーでJ1横浜F・マリノスと対戦する。かつてクラブに所属した横浜FCの中村俊輔コーチはセルティックの公式YouTubeチャンネルに登場。インタビューで、セルティックへの思いを語っている。
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セルティックはすでに新シーズンへ向けて始動。現地時間7月15日には、ポルトガル1部ポルティモネンセとの練習試合を行い、MF旗手怜央のゴールなどで4-1の快勝を飾った。ブレンダン・ロジャーズ監督は若手とベテランが入り混じったチームで戦った試合で、今後への可能性に喜びを感じていた。
また、日本で7月19日に横浜F・マリノス、22日にガンバ大阪との対戦を控えるなか、チームは17日の夜に来日。イベントにも参加し、かつてセルティックでプレーしたレジェンドの中村氏も出席した。クラブの公式YouTubeチャンネルにも登場した中村氏は、セルティックに対する思いも明かした。
「日本のファンにとっても楽しみなゲームだと思うし、小さい子供たちのためにも夢と希望を与えるゲームになったら。僕より今の選手がすごくインパクトを残してくれているし、思い出してもらえることも多くなったので非常に感謝している。(横浜FM戦、G大阪戦は)暑くて非常に難しいゲームになると思うけど、Jリーグのチームのハードワークやアジリティーを見られればいい影響を与えることになると思う。いい試合になれば。(セルティックは日本人が多いチームだが)簡単じゃない。日本人選手が多いからと言って、逆にプレッシャーになると思う。でもみんないいプレーをしていると思うのでこのまま続けてほしい。自分の時はチームメイトもハイレベルな選手が多くて、僕のフリーキック(FK)ばっかり取り上げられるけど、ほかの選手もレベルが高かった。(UEFA)チャンピオンズリーグ(CL)でベスト16より上にいくことが大事なんじゃないかと思う」
また自身が一番印象に残っている得点については「レンジャーズ戦のゴール。レンジャーズ相手に初めて決められた、ミドルシュートは自分の中ではパーフェクトだった。(セルティックでの日々は)宝物ですね、それに尽きます」と、回顧した。
自ら称賛する一撃は、2008年4月の試合で決めたゴール。前半20分、ピッチ中央でパスを受けた中村はゴールまで約30メートルの距離から迷いなく左足を振り抜いた。アウトサイドにかかった強烈な一撃は左に鋭く曲がりながら急激に落ちるドライブシュートとなり、まさに“ゴールネットに突き刺さる”という表現がピッタリの“魔球”ゴールとなった。セルティックのレジェンドが放ったこの「パーフェクト」な一発は今もファンの心に焼き付いているはずだ。