久保建英の評価額は31億円 ナポリ移籍説にスペイン紙が言及「獲得を真剣に検討している」
メキシコ代表FWイルビング・ロサーノの後釜候補に浮上
スペイン1部レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英は、イタリア1部ナポリが獲得を狙っているという報道が過熱している。スペイン紙「AS」英語版も、「ナポリは獲得を真剣に検討している」と報じている
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レアル・ソシエダに完全移籍した今季、久保はラ・リーガ35試合に出場して同リーグで日本人選手最多記録となる9ゴール、さらには7アシストを記録。チームの4位(21勝8分9敗)フィニッシュと、10年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。
日本代表の6月シリーズでも、先発出場した15日のキリンチャレンジカップ・エルサルバドル代表戦(6-0)で自身A代表2点目となるゴールを決めるなど存在感を発揮。来季の活躍にさらに期待が膨らむ。
そのなかで、スペイン紙「AS」英語版は「タケ・クボはナポリでチャッキー・ロサーノの代役になる可能性がある」との見出しで、今季セリエA王者となったナポリへの移籍説を取り上げている。ナポリのメキシコ代表FWイルビング・ロサーノにサウジアラビア行きの可能性があり、その後釜に久保の名前が挙がっているという。
「タケ・クボはCLに復帰したレアル・ソシエダの主役の1人だ。ラ・レアルのファンにトップレベルのパフォーマンスを提供してきたが、すでにリーガ・エスパニョーラを去る可能性が出てきている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、クボは現在イタリア王者のナポリのターゲットであり、もしイルビング・ロサーノのサウジアラビア移籍が決まれば、ナポリは戦力補強に乗り出すという」
記事では、リュディ・ガルシア新監督とアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、「久保を歓迎するだろう」と言及。「ナポリはすでに才能を証明し、欧州サッカーのビッグクラブへの売却の可能性を秘めながら、クラブで次のレベルにステップアップできる若い選手を探している。ナポリはクボの獲得を真剣に検討しており、選手としての才能はもちろん、アジア市場での知名度やクラブが獲得できるスポンサーを重要視している」と伝えている。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙によれば、久保の評価額は2000万ユーロ(約31億円)で、デ・ラウレンティス会長は「いい条件」だと考えているようだ。ビジャレアルのスペイン代表MFジェレミ・ピノも候補の1人だというが、今季スペインで充実のシーズンを過ごした久保は、イタリアに新天地を求めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)