「最大の差は監督」 2戦10発の森保ジャパンに韓国メディアが羨望の眼差し 「結果は雲泥の差」

6月シリーズで2連勝、10得点1失点という結果の日本【写真:徳原隆元】
6月シリーズで2連勝、10得点1失点という結果の日本【写真:徳原隆元】

日本は6月シリーズで2勝・10得点、韓国は1分1敗・1得点

 森保一監督率いる日本代表は、6月20日に行われたキリンチャレンジカップのペルー代表戦に4-1で快勝した。6月シリーズで2連勝、10得点1失点という結果だったなか、韓国メディアは「結果は雲泥の差」と、母国の代表チームと比較している。

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 両サイドにMF伊東純也(スタッド・ランス)とMF三笘薫(ブライトン)、1トップにFW古橋亨梧(セルティック)が入ったペルー戦は、前半22分にDF伊藤洋輝(シュツットガルト)の先制ゴールで幕を開け、同37分には三笘が追加点を奪った。

 2点のリードを奪って迎えた後半、同18分に三笘との連係から伊東、同30分には途中出場のFW前田大然(セルティック)がプレスからゴールを挙げ、最終的に4-1で勝利した。

 6月15日に行われたキリンチャレンジカップのエルサルバドル戦でも6-0と大勝した森保ジャパン。6月シリーズでは計10得点と攻撃陣が好成績を残した。

 韓国メディア「ISPLUS」は「韓国は1ゴール、日本は10ゴール。結果は雲泥の差」と見出しを打ち、6月シリーズで0-1、1-1と未勝利に終わった韓国代表チームと比較している。

「日本はエルサルバドルに6-0、ペルーに4-1で勝利した。韓国と日本は親善試合の対戦相手が同じ場合が多く、常に比較を受けるしかない。今年3月は同じ1分1敗だったが、今回は韓国が1分1敗・1ゴール、日本が2勝・10ゴールと明暗が分かれた」

 韓国はDFキム・ミンジェが不在、FWソン・フンミンは20日のエルサルバドル戦で後半24分から途中出場したのみと、本来の戦力が整わなかった。それも踏まえて、多くの選手がゴールを奪った日本の戦いに目を向けている。

「日本はパスワーク、カウンターなど、さまざまな形でネットを揺らした。10ゴールをそれぞれ違う選手が決めたという点も目を引く。日本は6月の国際Aマッチでこのうえない成果を収めた。同じベスト16という結果だった昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以後、韓国と日本の最大の差は監督だ。韓国はパウロ・ベンロ監督が退任し、ユルゲン・クリンスマン監督が就任して新たなスタートを切った。日本は森保一監督が引き続き指揮を執っている。韓国と日本の直近の目標は、来年1月に開催されるアジアカップの優勝だ。対照的な6月の親善試合だけを見れば、クリンスマン監督率いる韓国代表には明らかな黄信号が灯っている」

 韓国としては、6月シリーズの明暗に、目を向けざるを得ないようだ。

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