三笘を生かす「最高のパス」 森保ジャパン、左サイドの新ホットラインが反響拡大「絶妙過ぎる」

ペルー戦でコンビを組んだ伊藤洋輝と三笘薫【写真:高橋 学】
ペルー戦でコンビを組んだ伊藤洋輝と三笘薫【写真:高橋 学】

DF伊藤洋輝が左サイドでカウンターの起点に

 日本代表は6月20日、南米のペルー代表と対戦し4-1の勝利。躍動感のある両ウイングが活躍したなか、左サイドでコンビを組んだ日本代表MF三笘薫(ブライトン)とDF伊藤洋輝(シュツットガルト)のワンプレーに脚光が集まっている。

 3月シリーズでは勝利を挙げられなかった森保ジャパン。当時は伊藤と三笘の連係に難を示す声もあったなか、迎えたペルーとの一戦でそれを払拭するパフォーマンスを披露する。その真骨頂が後半3分に表れている。

 相手のパスミスから自陣深い位置でマイボールにした伊藤は、すぐに前線の三笘の位置を確認。ゆったりと運びながら三笘とタイミングを合わせ、左足でスペースへの鋭いグラウンダーのパスを放った。

 素早いスプリントで一気に相手のペナルティーエリア手前までボールを運ぶと、三笘は対峙した相手DFを左右にずらしながら中央へ上がってきたMF伊東純也へ。惜しくも伊東のシュートはミートしなかったが、素早いカウンターがペルーを苦しめたワンシーンだった。

 この場面が日本代表の公式ツイッターでも流されると、SNS上のファンが「最高のパス」「ビリヤード並みの精度」「めっちゃ上手いなぁ」「縦パス気持ち良すぎ」「左利きだからこその縦パス」「絶妙過ぎる」と伊藤のプレーを絶賛。三笘を生かす1本のパスが話題を呼んでいた。

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