名門ミラン、鎌田獲得の可能性が再浮上 経済面で英代表MFより優先か「合意を得るにはまだ時間が必要」
クラブは夏の補強が必須であることを認識
イタリア1部ACミランが、ドイツ1部フランクフルトとの契約が満了を迎えた日本代表MF鎌田大地の獲得に再度動き出しているようだ。イタリアメディア「Il Milanista.it」が伝えている。
一時は鎌田獲得へ大きく近づいていたミラン。しかし、6月初めにクラブのテクニカル・ダイレクターを務めていたOBの元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏と、スポーツダイレクターのリッキー・マッサーラ氏を解任。その影響から白紙に戻ったと報じられていた。
しかし「Il Milanista.it」の報道によると、鎌田獲得の可能性が再浮上しているという。クラブ側はステファノ・ピオリ監督率いるチームを改善するため、夏の補強が必須であることを認識しており、鎌田との交渉は再開されたとしている。「まだ前向きな結果に達する可能性」を指摘しつつ、「全員が満足できるような合意を得るにはまだ時間が必要」だと、記事では懸念点にも触れている。
一方、もう1人のターゲットであるイングランド代表MFルーベン・ロフタス=チーク(チェルシー)の対しては、経済的な観点から非常に大きな負担となる可能性を挙げ、現状はクラブが獲得に疑問を抱いているという。
再び動き出したミランか、それともほかのクラブが横槍を入れて鎌田獲得へ動くのか。鎌田に関する移籍市場がさらに活発化しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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