メッシ、インテル・マイアミと総額“201億円”契約へ 2026年まで2年半+1年の延長オプション付き

移籍が決まったリオネル・メッシ【写真:ロイター】
移籍が決まったリオネル・メッシ【写真:ロイター】

7月21日がデビュー戦になる可能性

 今夏にフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)との契約満了を迎えることから去就が注目されていたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに加入することを明らかにした。マイアミの地元メディアによれば、2026年まで2年半契約。給与やボーナスも含めた取引総額は最大1億5000万ドル(約201億円)になるという。

 今夏にPSGからの退団することになったメッシにはサウジアラビアのクラブや古巣バルセロナへの加入が噂されていた。しかし、現地時間6月7日、メッシはスペインの「スポルト」紙と「ムンド・デポルティーボ」紙のインタビュー「マイアミに行くことに決めた」と明言。長らくプレーしたヨーロッパを離れ、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミに新天地を求めることになった。

 マイアミの地元紙「マイアミ・ヘラルド」は「サッカー界のレジェンド、リオネル・メッシがインテル・マイアミでプレーする意向を明かした」と見出しを打ち、「サウジアラビとの5億ドル(約700億円)の取引やバルセロナへの復帰を断り、インテル・マイアミにやってくる」とメッシのMLS参戦をレポートしている。

 さらに同紙はメッシとインテル・マイアミの契約内容についても伝えている。契約期間は2026年までの2年半で、1年間の延長オプション付き。給与とボーナスなどを含めた取引総額は1億2500万ドル(約175億円)から1億5000万ドル(約201億円)になるという。また、MLS側はメッシの獲得に関して補助金を出しておらず、2007年にLAギャラクシーに加入したベッカム氏のようなチームのオーナーシップに関するオプションは含まれないという。

 契約が計画通りに進めば、メッシは7月中にインテル・マイアミに合流する見通し。そして、7月21日に予定されているメキシコのクルス・アスルとのリーグカップがデビュー戦になる可能性があるようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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