シティが“ブッフォン後継者GK”争奪戦に参戦! バルサ、レアル、チェルシー、ユベントスも狙う

ミランはドンナルンマと契約延長を望むも、資本売却手続きが終わるまで動けず

 ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティが、ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを獲得しようと動き出しているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

 ミランはドンナルンマと契約を延長する意思はあるものの、中国企業への資本売却の最終手続きが終わるまでは動けない状況にあるようだ。現状では12月2日に予定されているという最終契約を終えてから、ドンナルンマ側との延長交渉に入る予定とされる。

 イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、このシティの動きを受けてドンナルンマ獲得を目指しているクラブはバルセロナ、レアル・マドリード、チェルシーにシティが加わったとしている。そして、ユベントスもイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの後継者として興味を示しているようだ。

 その一方で、ブッフォンは同局に対し、シティが獲得に動いていることをこう語った。

「僕の立場でマンチェスター・シティに何かを言うのであれば、この提案が事実なら良いことではある。ただし、ジージョ(ドンナルンマの愛称)はすでに、栄光のクラブでプレーしているんだということを忘れてはいけない」

 ブッフォンは、ミランという名門クラブでプレーしているドンナルンマを簡単に獲得できるものではないと指摘している。ドンナルンマの他にも、DFアレッシオ・ロマニョーリやMFマヌエル・ロカテッリなど若手有望株が台頭しているミランは、今後20年は安泰だと言われる若手GKを守り切ることができるだろうか。

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