英紙がプレミアリーグのエースストライカーへの依存度を独自分析 マンCとアーセナルに内在する危うさ

組織力重視のチームとは

 エースストライカー。それは、チームの命運を握る最重要人物である。どのリーグでも、チャンピオンとなるチームには、必ずその立役者となる得点源が存在する。どれほど質の高い戦術であっても、どれだけ組織力にたけていても、勝利を手に入れるにはゴールが不可欠である。すべては、その答えに行き着くための方程式にすぎない。ゴールをより多く奪ったチームが勝利する。サッカーとは極めてわかりやすいスポーツであり、エースストライカーとは、そのすべてを体現する役割を担っている。では、そのエースストライカーが不在となった場合、チームは一体どうなるのだろうか?
 プレミアリーグは早くも3分の1を消化した。第12節を終えた段階でチェルシーが2位のサウサンプトンに勝ち点6差をつけ、いまだ無敗を維持し、他の追随を許さぬ快走に成功している。第12節現在のプレミアリーグの順位は、以下の通りとなっている。
1位 チェルシー
2位 サウサンプトン
3位 マンチェスター・シティ
4位 マンチェスター・ユナイテッド
5位 ニューカッスル・ユナイテッド
6位 ウェストハム・ユナイテッド
7位 スウォンジー・シティ
8位 アーセナル
9位 エバートン
10位 トットナム・ホットスパー
11位 ストーク・シティ
12位 リバプール
13位 WBA
14位 サンダーランド
15位 クリスタル・パレス
16位 アストン・ビラ
17位 ハル・シティ
18位 レスター・シティ
19位 バーンリー
20位 QPR
 この順位表を踏まえて、英地元紙「テレグラフ」では、各クラブからトップスコアラーを除いた場合の各クラブの成績を反映した順位付けを行った。
1位 サウサンプトン
2位 チェルシー
3位 マンチェスター・ユナイテッド
4位 スウォンジー・シティ
5位 マンチェスター・シティ
6位 ストーク・シティ
7位 ウェストハム・ユナイテッド
8位 トットナム・ホットスパー
9位 エバートン
10位 アーセナル
11位 ニューカッスル・ユナイテッド
12位 ハル・シティ
13位 サンダーランド
14位 リバプール
15位 クリスタル・パレス
16位 アストン・ビラ
17位 WBA
18位 QPR
19位 バーンリー
20位 レスター・シティ

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