5月21日に選手や監督らでお別れのプライベートパーティーが開催

　イングランド1部リバプールに所属するブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは今夏、現行契約の満了に伴い8年間過ごしたクラブに別れを告げる。先日には選手と監督によってお別れのパーティーが開催されたなか、主将から贈られたプレゼントが話題を呼んでいる。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。

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　2015年にドイツ1部ホッフェンハイムから完全移籍して以降、フィルミーノはリバプールに多大な貢献を果たしてきた。公式戦361試合で110ゴール79アシストを記録したほか、18-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇や19-20シーズンのプレミアリーグ優勝の原動力に。リバプールが近年収めた成功において、欠かすことができなかった選手の1人と言えるだろう。

「デイリー・エクスプレス」紙によると、そんな功労者のためのお別れパーティーが5月21日に開催され、ユルゲン・クロップ監督をはじめクラブスタッフ、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンら選手複数人が出席した。

　パーティーではクロップ監督からのスピーチのほか、ヘンダーソンだけでなくFWモハメド・サラーやルイス・ディアスらが壇上に集まりフィルミーノへプレゼントを贈る場面が。「デイリー・エクスプレス」紙によると、この時にキャプテンが手渡したのはリバプールの来季新ユニフォーム。この粋なプレゼントに加え、最後には会場の全員でフィルミーノのチャントを歌い、8年間の功績に感謝を示したそうだ。

　フィルミーノも今回のプレゼントに深く感動したようで、「なんて忘れられない1日なんだ。すべての人たちに感謝と神の祝福を」とメッセージを添え、新ユニフォーム姿の写真を自身の公式インスタグラムで公開。すると大きな反響を呼び、コメント欄には「リバプールのレジェンド、あなたの存在が恋しくなるよ」「これまでの思い出をありがとう」「君のことは決して忘れない」など、ファンから惜別や感謝の言葉が多数寄せられている。