ソシエダ久保、“古巣”バルセロナとの大一番に現地紙注目 「2001年世代の再集合」

ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

アンス・ファティやエリック・ガルシアら元同僚の同期と対戦へ

 スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間5月20日にラ・リーガ第35節で王者FCバルセロナと対戦する。日本代表MF久保建英にとっては古巣対決となるなか、現地メディアは「2001年世代の再集合」とカンテラ時代のチームメイトとの再会が実現すると注目している。

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 久保は2011年に9歳で育成組織(カンテラ)に加入し、2015年に日本に帰国するまでおよそ4年間をバルセロナで過ごした。同じカンテラで育ち、今ではバルセロナのトップチームで活躍するスペイン代表FWアンス・ファティや同DFエリック・ガルシアといった選手は同じ2001年生まれで、元チームメイトという間柄だ。

 スペイン紙「スポルト」は、「アンス、エリック、久保。2001年世代の再集合」と見出しを打って特集している。「バルサのユースシステムには将来の保証がある世代とそうでない世代がある」としたうえで、久保やファティ、ガルシアらを輩出した2001年世代は「最も有望な世代として記憶されている」と伝えた。エリートたちのピッチでの再会に注目が集まっている。

 久保はバルサを離れ、Jリーグでプレーしたあとにレアル・マドリードに加入してスペインに復帰。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへのレンタルを繰り返していたが、昨夏に完全移籍加入したレアル・ソシエダで公式戦40試合8得点8アシストをマークし、評価を一気に高めている。同紙は久保について、「この日本人選手はレアル・ソシエダで安定感を手に入れた」と絶賛している。

 4位のレアル・ソシエダにとっては来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて是が非でも勝ち点3が欲しい大一番となる。久保はかつての友人たちの前でどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

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