去就注目の旗手怜央、移籍専門家はブライトン適応に太鼓判 「戦術的プロファイルにもフィットする」

セルティックの旗手怜央【写真:ロイター】
セルティックの旗手怜央【写真:ロイター】

旗手は今季のスコットランドPFA年間ベストイレブンに選出

 スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は、シーズン終了後に移籍する可能性が取り沙汰されている。中盤で存在感を放った旗手の離脱はクラブにとって戦力ダウンになりかねないが、移籍のスペシャリストであるディーン・ジョーンズ記者は、セルティックは慌てる必要はないと考えているようだ。英メディア「GIVE ME SPORT」が報じている。

 旗手は今季公式戦41試合で8得点10アシストを記録。欧州でプレーできることを証明し、来季欧州カップ戦に出場することが有力なイングランド1部ブライトンが補強候補の1人として旗手の名前を挙げているという。

 2年目のシーズンでスコットランドPFA年間ベストイレブンにも選出された旗手。スコットランド紙「デイリー・レコード」は、セルティックが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したことで、旗手もクラブにとどまり、CLを戦う考えがあると伝えている。

 ジョーンズ氏は「彼の選択については、どんな動きがあるか次第だろう。セルティックでの成功は、他クラブが選手に関心を示すことにつながるのは自然だ。だが、最終的にどうなるかが重要になるはずだ。ブライトンとのつながりが報じられるが、彼らがどうなるかを見なければいけない。現時点では、私はセルティックがパニックに陥っているとは思わない」と、最終的な結果が出るまでは動きがないと予想した。

 2022年1月にセルティックに加入した旗手だが、記事ではセルティックに残ることでさらなる成長を遂げられる可能性があると言及。また、ブライトンがドイツ1部ボルシア・ドルトムントのドイツ代表MFマフムド・ダフードを移籍金ゼロで獲得する見込みであり、旗手を獲得するかどうかは、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとエクアドル代表MFモイゼス・カイセドの去就次第ではないかと予想している。

 また、「今シーズンのプレミアリーグで最もブレイクしたスター選手の1人であり、同胞の三笘薫のように、彼らの戦術的プロファイルにもフィットするだろう」と、旗手がブライトンにも適応できるとの考えも伝えている。

 イングランドでの三笘との共演も見てみたいところだが、セルティックで大活躍を見せた旗手には、どのようなオファーが届くことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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