6位転落のアルゼンチン、メッシの状態がカギ

　混戦模様の南米予選で、ブラジルはネイマールの活躍もあり勝ち点21で首位に立つ一方、アルゼンチンは10月の連戦で負傷のメッシを欠いて1分1敗に終わり、勝点16と勝ち点が思うように伸びず。加えて、ボリビア代表が9月のペルー戦とチリ戦で出場資格のない選手を起用し、没収試合となった影響を受けてチリが5位に浮上し、アルゼンチンはW杯出場圏外となる6位に転落という“とばっちり”を受けていた。

　それだけにアルゼンチンとしては、主力であるメッシ、マスチェラーノが万全のコンディションで臨めるかが勝利のカギを握る。「MSNトリオ」を形成するメッシとネイマールの2人はプライベートから仲睦まじく、親交の深さを物語る今回のエピソードであると同時に、アルゼンチン国民としては宿敵のナンバー10のサポートに感謝せざるを得ないのは、少々複雑な気持ちかもしれない。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images