アジアカップ対戦国が警戒、森保Jのビックネーム5人 三笘、鎌田、久保ら選出「日本のスター選手」

アジア杯警戒の日本人は?【写真:徳原隆元 & Getty Images】
アジア杯警戒の日本人は?【写真:徳原隆元 & Getty Images】

三笘、冨安、鎌田、久保、南野の名前を挙げる

 森保一監督率いる日本代表は、来年1月にカタールで行われるアジアカップでグループDのインドネシア、イラク、ベトナムと対戦予定だ。対戦国メディアは、「2023年アジアカップでの出場が最も期待される世界のトップ選手8人」をピックアップ。日本からは5人が選ばれている。

 取り上げたのは、日本と同じグループDに入ったインドネシアのメディア「Bolatimesdotcom」だ。「D組の対戦相手には、ヨーロッパのトップレベルでキャリアを積み、世界のトッププレーヤーの地位にある選手が続々と登場する」と伝え、まずはプレミアリーグ(イングランド1部)で名を上げている三笘薫(ブライトン)と冨安健洋(アーセナル)の2人が紹介されている。

 三笘については「ドリブルで相手を出し抜く技術のおかげで、2022-23シーズンのプレミアリーグで急上昇。日本代表から招集される可能性が高い」と報じ、冨安は「タフなディフェンダー」と評価。「インドネシアは、手強い日本のドアストッパーと対峙することになる」と警戒を強めた。

 次に名前が挙がったのは、ドイツ1部フランクフルトの攻撃の要であるMF鎌田大地。記事では「鎌田大地の名前は三笘薫のような華やかさはないが、ヨーロッパで功績を残した実績は十分ある。フランクフルトがUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝に成功した際の役者だった。その役割から、彼は今シーズンビッグクラブのターゲットにもなっており、そのひとつがACミランである」と侮れない選手であることを伝えた。

 スペイン1部レアル・ソシエダで、好調を維持するMF久保建英も注目されている。「現在もレアル・ソシエダでスペインリーグの競争を生き抜こうとしている日本のスター選手。クラブレベルでも代表レベルでも彼の存在は等しく重要で、21歳だがサムライブルー代表で23キャップを記録し、1ゴールを挙げている」と絶賛した。

 残りの1人は、6月の代表シリーズでは招集外となったMF南野拓実(ASモナコ/フランス)だ。今シーズンはリーグ・アンで17試合出場の1ゴールのみ。苦しむ日本のエースについて、「リバプールのようなビッグチームを守った彼の経験と切り離すことはできない」と期待を込めて選出している。

 欧州で名を轟かす日本人選手も増えたなか、対戦国メディアも1月のマッチアップに向けて警戒を強めていた。

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