6月6日に神戸とバルサの親善試合が国立競技場で行われる

　J1ヴィッセル神戸は6月6日に国立競技場でスペイン1部FCバルセロナと親善試合を行う。この一戦にバルセロナの専門メディア「バルサ・ユニバーサル」は、去就問題が取り沙汰されている元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや、今夏でのバルサ退団が発表された元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、指揮を執るシャビ・エルナンデス監督の関係性に注目している。

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　イニエスタは、スペインの名門FCバルセロナで16シーズンプレーしたのち、2018年に神戸へ完全移籍で加入。卓越したテクニックと戦術眼で攻撃を司り、クラブ初タイトルとなった19年度の天皇杯優勝などに貢献した。2021年5月に神戸との契約延長に合意し、2023年までの2年契約を締結していた。J1リーグ通算113試合に出場、21ゴールを挙げている。だが、今季はチームが首位を走る一方で3試合、38分間の出場にとどまっている。

　神戸との契約は今季限りとなっているなか、今後の去就が世界から注目されている。日本のメディア上では今夏での退団が報道されており、5月11日の39歳誕生日に更新した公式インスタグラムでは「ここで過ごした時間､大切にされたこと、チームメイト､サポーターの皆さん。。。最高のお祝いでしょう」と意味深な投稿をしている。

　そのなかで、「バルサ・ユニバーサル」は公式ツイッターで「バルセロナと神戸は6月6日に顔を合わせる：イニエスタの神戸でのラストゲーム、ブスケッツのバルサ選手としての最後の非公式試合、バルサの監督としてサイドラインで指揮を執るシャビ　歴史上で最高の中盤トリオ」と綴っている。

　それぞれの立場でこの一戦が大きな意味をもたらすことになりそうだ。