U-20W杯、メンバー20人で発表の理由は? 冨樫監督が選考のポイントを説明「体調やケガの問題が出ている」

U-20日本代表のメンバーが発表【写真:Getty Images】
U-20日本代表のメンバーが発表【写真:Getty Images】

松木やチェイス・アンリらが選出された

 日本サッカー協会(JFA)は5月8日、U-20ワールドカップ(W杯)に臨むメンバー20人を発表した。アジア予選を兼ねたU-20アジアカップでチーム主将を務めたMF松木玖生(FC東京)、DFチェイス・アンリ(シュツットガルト)らが選出された。

 今大会は当初インドネシアでの開催予定だったが、イスラエルの出場権獲得後にパレスチナ問題に端を発した国内問題もあり開催権を返上。アルゼンチンでの開催に急遽変更され、開催国枠での出場も南米予選で敗退していたアルゼンチンに切り替わった。冨樫剛一監督率いるU-20日本代表はグループCでセネガル、イスラエル、コロンビアと対戦する。

 今回は20人でメンバーが発表された。現在、背番号9が空き番となっており、冨樫監督は「現在、リーグ戦が行われていることもあり体調やケガの問題が出ている。それのチェック、コンディションも含めて現時点で20人にしている。ここ数日、あるいは数時間で見えてくると思う」と説明した。

 U-20アジア杯では23人のメンバーが登録された。指揮官自身も「フィールド2名を減らす21人になったのが大きい要素」と話している。そのなかで、今回の選考は「アジア1位を目指したが、1位を取れなかった。世界一という目標を下げるのではなく、そこに近づくためにどういう選手を選んだらいいのか。ベスト4以上に残ったアジアの4チームを比較した時に、いい部分はより良く、できなかったのは不足しているのか意識の問題なのかを精査して、予選で対戦する3チームを想定してウィークポイントをストロングポイントに変えられるようにと考えて、このメンバーの選出になった」と、ポイントがあったことを明かした。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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