決勝弾アシストのセルティック前田、最高点でMOM選出 現地絶賛「電光石火の速さと容赦ない運動量」

レンジャーズ戦で決勝ゴールをアシストした前田大然【写真:ロイター】
レンジャーズ戦で決勝ゴールをアシストした前田大然【写真:ロイター】

前田大然の絶妙クロスから決勝点、レンジャーズ撃破でスコティッシュカップ決勝進出

 スコットランド1部セルティックは、現地時間4月30日のスコティッシュカップ準決勝で宿敵レンジャーズと対戦。先発フル出場のFW前田大然が絶妙なアシストをマークし、1-0と勝利して決勝へ駒を進めた。スコットランドメディア「footballscotland」ではセルティックの出場全16選手を採点し、前田をマンオブザマッチ(MOM)に選出している。

 セルティックは前田、FW古橋亨梧、MF旗手怜央の日本人トリオが先発。MF岩田智輝とDF小林友希はベンチスタートとなったなか、前半42分に決勝ゴールが生まれる。

 セルティックのMFマット・オライリーが右サイドからドリブルを仕掛けて相手と接触。ここでファウルのような空気が流れて両軍の選手が一瞬動きを止めたなか、前田が素早い出足を見せる。止まった相手の目の前でボールを拾い、くるりと反転しながら前方にボールを運ぶと、すぐさまクロスを供給。ファーサイドで反応したFWジョタがヘディングシュートを放ち、セルティックのゴールが生まれた。

「footballscotland」では、決勝点のジョタを「8」(10点満点中)としており、チーム最高点「9」としてDFキャメロン・カーター・ビッカースと前田の2人を選出。そのなかで前田がMOMに選ばれており、「セルティックの『デュラセル・バニー』は、その電光石火の速さと容赦ない運動量で、ジェームズ・タヴェルニエを常に脅かし続けた。この試合では、ジョタの決勝点となる見事なクロスを供給」と絶賛し、決勝進出の立役者として称えていた。

「footballscotland」によるセルティック出場全16選手の採点は以下のとおり。

【スタメン出場】
GK
ジョー・ハート 7

DF
アリステア・ジョンストン 7
キャメロン・カーター・ビッカース 9
カール・スターフェルト 7
グレッグ・テイラー 7

MF
カラム・マクレガー 7
旗手怜央 7
マット・オライリー 7

FW
ジョタ 8
前田大然 9(MOM)
古橋亨梧 6

【途中出場】
DFアンソニー・ラルストン 6
MFアーロン・ムーイ 6
FWセアド・ハクシャバノビッチ 5
MF岩田智輝 6
FWオ・ヒョンギュ 5

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