浦和ファンが「5万人を黙らせた」 ACL決勝、“まるで日本”の敵地応援に海外驚愕「スタジアムを支配」

現地サウジアラビアへ応援に駆け付けた浦和サポーター【写真:ロイター】
現地サウジアラビアへ応援に駆け付けた浦和サポーター【写真:ロイター】

ACL決勝第1戦はアル・ヒラルと1-1ドロー、浦和ファンの現地応援に脚光

 浦和レッズは、現地時間4月29日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦でアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦し、アウェーで1-1と引き分けた。現地で応援した浦和ファンの姿に注目が集まり、「5%の浦和ファンがスタジアムを支配」「浦和ファンが5万人を黙らせた」と、海外で驚きが広がっている。

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 キングファハド・インターナショナルスタジアムで行われたACL決勝第1戦。5万881人が来場したなかで、両軍は白熱を繰り広げる。前半13分に浦和はサイドを突破され、最後はFWサレム・アルダウサリに先制点を奪われた。

 劣勢の浦和も反撃を見せ、後半8分にスコアが動く。自陣からのつなぎでMF大久保智明にボールが入り、前方へ送ったパスは相手DFに防がれたものの、流れたボールがアル・ヒラルのゴール方向へ。相手GKと入れ替わるような形でボールがゴールポストに当たり、止まらずに走り込んでいたFW興梠慎三がこぼれ球に反応し、同点ゴールを奪った。

 試合は1-1で終わったなか、現地で脚光を浴びているのが浦和ファンの応援だ。インフルエンサーのアブドゥル・ラーマン・アル・アンジ氏が自身の公式ツイッターを更新。スタンドの一角で「We are REDS!!」を連呼し、大声援がスタジアムに響き渡る様子を紹介している。

 浦和ファンの情熱に多くの人が目を奪われた模様で、SNS上では「浦和のファンが5万人の観客を黙らせた」「歴史的な映像。95%のアル・ヒラルファンがいるなかで、5%の浦和ファンがスタジアムを支配している様子を想像してみて」「まるで日本のようだ」「すごいサポーターたちだ」と、目を丸くする人たちが続出している。

 ACL決勝第2戦は、浦和の本拠地・埼玉スタジアム2002で5月6日に行われる。ホームの大声援を受け、“赤き軍団”は3度目のアジア制覇を目指す。

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